ドル・円相場と日米国債利回りスプレッドの相関が「壊れた」ため、円は引き続き弱含む可能性が高いと、フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルは予想している。

同行のフランク・ベンジムラ氏らストラテジストはリポートで、日本銀行による今月利上げは「恐らく既定路線」と分析。

ただし、政府が発する政策のシグナルや目標を下回る2027年度インフレ率予想、政策金利が中立金利見通しの下限である1%に達する可能性を理由に、日銀には「難しい引き締め局面」が待ち受けると指摘した。

その上で、「短期債にスピード制限があるとしても、長期債にはそれがない」とし、短期債の代わりに長期債を保有することに対して投資家が求める上乗せ利回り「タームプレミアム」の上昇と日本国債イールドカーブ(利回り曲線)の2-10年ゾーンでスティープ化が進むことが示唆されていると説明した。

ソシエテによると、2年債利回りは26年4-6月期末に1%程度、10年債利回りは約1.9%となる見通し。

リポートは日本株について、名目成長率の上昇が株式のリスクプレミアム縮小と整合的であることから、足元の動向は支援材料だと論じている。

原題:Yen to Stay Weak as US Treasuries Correlation ‘Broken’: SocGen(抜粋)

--取材協力:Umesh Desai.

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