(ブルームバーグ):8日朝の外国為替市場で円は対ドルで155円台前半と前週末から下落。米国で強い経済指標を受けて金利が上昇し、ドル買いが優勢となった。
先週末の海外時間では米ミシガン大学が発表した12月の消費者マインド指数(速報値)を受けて米長期金利が4.1%台に上昇。円は対ドルで155円半ばまで下落する場面があった。
野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは8日付リポートで、日本銀行の利上げ期待と米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ継続期待によって「ドル・円の上値は重いが、155円割れ定着には至っていない」と指摘。「高市政権下での利上げペースは緩やかとの期待は払拭されていない」とし、円安圧力は根強いとした。
今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)、来週には日銀の金融政策決定会合が予定されている。金融引き締めに向かう日本と、緩和方向にある米国との対比が意識される一方、期待インフレ率の上昇局面では日銀の利上げが実質金利の押し上げにつながりにくいとの見方が根強く、円の上値は抑えられやすい。
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