財務省は、マイカー通勤手当の非課税額について、1か月あたり最大で7100円引き上げると発表しました。所得税の負担が軽減されることになります。
車通勤をしている人が勤務先から受け取るマイカー通勤の手当は、一定額以内なら税金はかかりません。
この非課税額について財務省は、▼通勤距離が片道10キロメートルから15キロメートルでは200円引き上げて1か月あたり7300円に、▼片道55キロメートル以上では7100円引き上げて3万8700円にすると発表しました。
見直しは11年ぶりで、今年の年末調整から適用されます。
政府は、物価上昇に合わせ制度の見直しを進めていて、非課税額の引き上げで実質的な所得税の負担は減ることになります。
3メガバンク中間決算 過去最高益を更新 日銀利上げや企業の資金需要堅調などが主な要因