AIに健康相談したら「中毒」で入院した…そんな衝撃的な事例が報告されています。
「ChatGPT」をはじめとするAIの進化は凄まじく、医療相談において「医師よりも質が高く、共感できる」という医療界が震撼する研究データも。 AIはすでに「研修医を超えている」そうです。一方で、「1%の致命的な間違い」を起こします。
AIの答えは安全なのか? 私たちはどう向き合うべきか? そしてAIの発展で「医師は不要」になるのか?
医療とAIの第一人者である近畿大学の大塚篤司主任教授をお招きし、医療AIの「すごい能力」と「限界」を徹底解説します。
<出演者>
▽大塚篤司
近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授
1976年生まれ。医学博士、日本皮膚科学会専門医・指導医、がん治療認定医、日本アレルギー学会認定専門医。
2003年信州大学医学部卒、京都大学医学部特定准教授(病棟医長)などを経て、2021年より現職。
アレルギー薬剤開発研究にも携わり、複数の特許を取得。がんやアレルギー、生成AI活用の講演活動やコラムの執筆も手掛ける。
趣味はB’z。
▽市川衛
医療の翻訳家
東京大学医学部健康科学看護学科卒、元NHKディレクター。2016年スタンフォード大学客員研究員を経て、2021年にNHKを退職。
“医療の翻訳家” として、医療・健康・いのちに関わる難しい情報を、わかりやすく、役に立つ形で翻訳して多くの人に届けることを人生の目標として、執筆やメディア活動、大学の教員などの活動をしている。
現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授、広島大学医学部客員准教授、READYFOR株式会社認定パートナーも務める。
<収録日>
2025年10月3日