(ブルームバーグ):ゴールドマン・サックス・グループは、先進国での在庫積み上がりが想定より小さいことを受け、2026年10-12月(第4四半期)の原油価格見通しを引き上げた。ただ、足元の水準からは下落するとみている。
ゴールドマンのダーン・ストルイベン氏らアナリストは2月22日のリポートで、北海ブレント原油の10-12月期見通しを1バレル当たり6ドル引き上げ、60ドルとした。ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の見通しも6ドル引き上げ、56ドルとした。ただ、いずれも現在の価格水準を約10ドル下回る。
ブレントは今年これまでに約17%上昇している。中東での供給混乱につながりかねない米国によるイランへの大規模攻撃リスクの高まりが主因だ。価格押し下げ要因となる供給過剰が見込まれているにもかかわらず、価格は上昇してきた。ゴールドマンはイラン関連の供給混乱は想定しておらず、今年の供給超過見通しを維持した。
ゴールドマンは今年の原油先物価格は下落する可能性が高いが、2027年には徐々に回復すると予想する。需要が底堅く、供給の伸びが鈍化する中で、来年の平均価格はブレントが65ドル、WTIは61ドルになるとした。
原題:Goldman Raises Year-End Oil Forecasts on Lower Stockpiles (1)(抜粋)
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