国会では衆議院・予算委員会が始まり、高市総理にとって初めての本格的な論戦がスタートしました。労働時間規制の緩和などが論点となる中、高市総理は午前3時から答弁の準備をおこないました。国会記者会館から中継です。

高市総理はけさ、初めて迎える予算委員会への準備のため、夜明け前に公邸に入って秘書官らと勉強会を開きました。

記者
「午前3時過ぎです。高市総理がいま公邸に入りました」

政府関係者によりますと、総理は「内閣の方針をしっかりと反映した答弁にしたい」との意向が強く、未明に始まる異例の早さの勉強会を自ら設定したということです。

政権幹部は「最初が大事」と話していますが、初めて迎えた本格的な国会論戦では、自民党議員からも「あまりにハードワークではないか」と気遣う言葉もかけられましたが、政権運営への思いについてこう答えました。

高市総理
「最優先で取り組むべきは物価高対策でございます。これからも初心を忘れずに働いて参りますので、よろしくお願いいたします」

高市総理が検討を進める労働時間規制の緩和をめぐっては、野党側から「過重労働や過労死を助長する恐れがある」と懸念する声も上がりますが、今後は、総理自身の働き方についても注目が集まりそうです。