ウクライナの和平計画をめぐり、アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領が2日連続の電話会談を行いました。

トランプ大統領
「非常に実りのある会談だった。想像通り、いくつか厄介な問題はある」

トランプ大統領は29日、プーチン大統領と電話会談を行ったことを明らかにし、「建設的な議論が出来た」と話しました。

米ロ首脳の電話会談は、28日に開かれたトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談を受け、2日連続で行われました。

トランプ大統領はウクライナの和平計画を成立させる上での課題が複数残っているとした上で、「解決できれば平和が訪れる」と強調しました。

また、ロシアがプーチン大統領の公邸にウクライナ軍が攻撃を仕掛けたと主張していることについて、プーチン大統領から直接説明を受けたことも明らかにしました。

トランプ氏は、事実であれば「怒りを覚える」と述べた一方で、ウクライナが主張するように「攻撃はなかった可能性もある」と話しました。