ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、アメリカ政府の高官はロシアとイランが軍事協力を一段と強化させているとして警戒感を示しました。

アメリカNSC=国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は9日、最新のロシアとイランの関係について「本格的な防衛協力に変化しつつあり、ウクライナだけでなくイランの近隣諸国にも脅威を与えている」と強調しました。

カービー氏は「イランがロシアに数百発の弾道ミサイルを販売しようとしている」と指摘したほか、「両国がロシア国内でドローンの共同生産を検討している」と発言。軍事協力の強化に警戒感を示しました。