政府が安全保障関連の3文書を前倒して改定する方針を受け、防衛省は新たな検討会議を立ち上げ、初会合を開きました。

小泉進次郎 防衛大臣
「防衛力変革のための取り組みを進めることについて、遅すぎることはあっても、早すぎることはありません。これまでにないスピード感で、積極果敢に議論を、そして決断を行い、戦略3文書の改定に向け、前進していくようお願いを申し上げます」

きょう、高市総理が所信表明演説で2022年に策定された安保3文書の改定を来年中に前倒しておこなう方針を表明したことを受け、防衛省は新たな検討会議を開催しました。

会議の冒頭で、小泉大臣は「無人機をはじめとする新しい戦い方や、長期戦に頼る継戦能力分野でも防衛力の強化が不可欠」、「装備移転3原則の運用指針の在り方を柔軟に検討していくことが必要」などと述べたうえで、防衛力の変革に向け、「あらゆる選択肢を排除しない」と強調しました。