経団連の十倉会長は来年の春闘について、今年の春闘の賃上げ率を超えなくてはいけないとの見解を示しました。

経団連 十倉会長
「当然(今年の春闘の賃上げ率の)2.27%を超えてほしいと思いますし、超えなくてはならない」

経団連の十倉会長は四国の経済界との意見交換の後の会見でこのように話し、来年の春闘における賃上げに意欲を示しました。

また、連合が来年の春闘で5%程度の賃上げを要求する方針をまとめたことについては、改めて「驚きはない」と話しました。

そして、賃金はあくまで各企業が決めることだと前置きした上で、「(各企業には)物価を今年は特に念頭においていただきたい。期待を込めて数字を見守りたい」と述べています。