中国を代表するテック企業「シャオミ(Xiaomi)」は中国のユーザーにとって、アップルやテスラ、そしてグーグルと並ぶ存在です。

そして今、シャオミは、アップルが10年を費やしても成し得なかった領域で、世界に衝撃を与えています。それが、自動車の開発です。
シャオミが発表したEVの「SU7」は、今、世界で最も注目されている一台と言っても過言ではありません。

続く新型SUV「YU7」も約3万5000ドルという価格ながら好調な初期受注を記録し、同社の株価を過去最高値へと押し上げました。

わずか3年という驚異的なスピードで、中国国内に複雑なサプライチェーンを構築し、人気となったEVを世に送り出したシャオミ。その成功の裏には、何があったのでしょうか。