（ブルームバーグ）：12日のストックス欧州600指数はほぼ変わらず。来週の米連邦公開市場委員会（FOMC）会合を前に、世界的な上昇の勢いが落ち着いた。この日は公益事業、保険関連株が上昇、ヘルスケア株は下落した。週間ベースで同指数は約1%上昇した。

スイスの製薬大手ノバルティスは2.9%下落。同社のバリュエーションが過大評価されているとして、ゴールドマン・サックス・グループのアナリストが株式投資判断を「ニュートラル」から「売り」に引き下げた。

欧州債は下落。トレーダーは来週の国債発行に備えた。10年物のドイツ、フランス、イタリア債利回りは少なくとも6ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇。ドイツ10年債利回りは2.72%と、１週間ぶりの高水準。

英国債も安い。10年債利回りは4.67%と、これも１週間ぶりの高い水準となった。

9月12日の欧州マーケット概観（表はロンドン午後６時現在）

原題：European Stocks Muted as Global Rally Sputters; Ocado Plunges

European Bonds Drop Led by Belly of the Curve: End-of-Day Curves

（抜粋）

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