ビジネスや金融、時代のキーパーソンに話を聞く番組「CROSS DIG 1on1」。

テーマは「AIがロボット研究の常識を破壊した」です。
8月中国で開催された「ヒト型ロボットの運動会」では、
陸上・サッカー・ボクシングなど様々な競技が行われ話題となりました。
さらにアメリカでは多くの新型ロボットが次々発表され注目を集めています。
それだけ世界ではロボット技術が進化しているというわけです。

そんな中、先日発売された書籍『基盤モデルとロボットの融合』には
ロボットの進化のカギが、AIの「基盤モデル」にあると書かれています。

「ChatGPT」や「Gemini」などの大規模言語モデル(LLM)はよく知られていますが、
基盤モデルという言葉にはあまり聞き馴染みがないかもしれません。
ですが、日本、そして世界のロボット研究を覆すほどのインパクトがあると指摘されています。

今回はこの『基盤モデルとロボットの融合』の著者で、ロボット研究者の河原塚健人さんをお招きし、世界と日本ロボット開発の最前線について伺います。

◆出演◆
▼河原塚 健人
東京大学大学院情報理工学系研究科講師
2017年東京大学工学部機械情報工学科卒業、2022年同大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻博士課程修了。特任助教を経て2025年より現職。
専門は筋骨格ヒューマノイドの身体設計と制御、オープンソースハードウェアの4脚ロボット開発、深層学習に基づく知能ロボットなど

▼中川 雅博
TBS CROSS DIG with Bloomberg ビジネスエディター
東洋経済新報社で『週刊東洋経済』『会社四季報』の記者・編集者として、自動車、航空、IT業界などを担当。その後NewsPicks編集部に移り、テクノロジー業界を取材。副編集長としてチームを統括。2025年1月にTBSテレビ入社、TBS CROSS DIGで企業・産業コンテンツを担当

◆収録日◆
2025年8月27日

◆トークテーマ「AIがロボット研究の常識を破壊した」◆
・AIがロボットの常識を変える
・ロボット開発で米中リードの理由
・“日本の返り咲き”挽回できるのか?