ロボット掃除機「ルンバ」を手がけるアメリカの「アイロボット」は、日本の民事再生法に相当する連邦破産法11条の適用を申請したと発表しました。
アイロボット社が適用を申請した連邦破産法11条は日本の民事再生法に相当し、事業を継続しながら再建を目指すものです。
商品の製造を委託している中国企業がアイロボット社の全株式を取得して傘下に置くことで再建を目指すということで、2026年2月までに手続きを終える見通しです。
CEOは声明で「財務状況が強化され消費者、顧客、パートナーに対し事業が継続できる」と強調しました。
アイロボット社は2002年に「ルンバ」を発売して以来、ロボット掃除機市場をリードしていましたが、価格の安さを強みにする中国メーカーとの競争が激しくなり、経営の悪化が続いていました。
タイ・カンボジア国境で続く軍事衝突 日系企業8社が操業停止・日本人駐在員を退避 企業活動に影響広がる