【がんとお金の真実】2人に1人ががんになる時代、治療費はいくらかかる?知らないと大損する公的制度とは

ファイナンシャルプランナーで乳がん経験者の黒田尚子さんが、がん治療でかかる実際の費用と活用すべき制度を詳しく解説します。
年間50-100万円が目安となる治療費。高額療養費制度の活用法、傷病手当金など申請主義の落とし穴を回避する方法を実例とともに紹介します。

がんになっても経済的に困らない備え方、古い医療保険の見直しポイント、付加給付の確認方法、親ががんになった時の対処法といった知識が身につきます。がんへの不安を軽減し、適切な経済準備を進めてください。


<出演者>
▽黒田尚子
CFP® 1級ファイナンシャルプランニング技能士/CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター/消費生活専門相談員資格
1969年富山県出身。千葉県在住
立命館大学法学部修了後、1992年(株)日本総合研究所に入社、SEとしてシステム開発に携わる。在職中に、自己啓発の目的でFP資格を取得後に同社退社。1998年、独立系FPとして転身を図る。現在は、各種セミナーや講演・講座の講師、新聞・書籍・雑誌・Webサイト上での執筆、個人相談を中心に幅広く行う。
2010年1月、消費生活専門相談員資格を取得し、消費者問題にも注力。自らの体験をもとに、がんをはじめとした病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動を行うほか、老後や介護問題にも注力。
聖路加国際病院のがん経験者向けプロジェクト「おさいふリング」のファシリテーター、NPO法人「がんとくらしを考える会」の相談員、患者家計サポート協会の顧問、城西国際大学と千葉商科大学の非常勤講師もつとめる。
2009年に乳がんの告知を受ける。

▽市川衛
医療の翻訳家
東京大学医学部健康科学看護学科卒、元NHKディレクター。2016年スタンフォード大学客員研究員を経て、2021年にNHKを退職。
“医療の翻訳家” として、医療・健康・いのちに関わる難しい情報を、わかりやすく、役に立つ形で翻訳して多くの人に届けることを人生の目標として、執筆やメディア活動、大学の教員などの活動をしている。
現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科准教授、広島大学医学部客員准教授、READYFOR株式会社認定パートナーも務める。

<収録日>
2025年7月29日