J-REIT市場の前月の動向
【指数の動き】
7月のJ-REIT(東証REIT指数)は、前月末比+4.52%の1,859.19ポイントで引けました。7月20日の参議院選の動向を睨んで、月前半は一進一退の展開が続きました。参議院選で与党は過半数割れしたものの、その後の米国との関税合意を受けて、投資家のリスクオンムードが高まり国内株式と同様にJ-REITも上昇しました。
7月のセクター別騰落率は、オフィスが前月末比+5.11%、商業・物流等が同+ 4.12%、住宅が同+ 3.83%となりました。
【市場規模・売買代金等】
時価総額は16.0兆円と前月末から7,039億円増加しました。
1日当り売買代金は373億円と、前年同月比-8%となりました。
【予想配当利回り等】
予想配当利回り(配当額/投資口価格)(時価総額加重平均、以下同様)は4.74%、10年国債金利は1.55%、イールド・スプレッド(J-REIT予想配当利回り-10年国債金利)は3.19%となりました。