主要国REIT市場比較及びJ-REITとTOPIX推移比較

・7月の主要6ヵ国のREIT指数(S&P各国REIT指数、配当込み、現地通貨ベース)は、まちまちとなりました。

上昇率トップの日本は、長期金利が上昇する中でも、日米関税同意などの不透明感を払しょくするニュースなどを材料に上昇しました。

・7月末のJ-REITのイールド・スプレッドは、主要国中で最大となっています。

• 7月末の東証REIT指数のTOPIXに対する下方乖離幅は、東証REIT指数の算出が開始された2003年3月末以降で見ると、最高水準となっています。足元のJ-REITはTOPIXに対し、出遅れ感の強い状態にあると考えられます。