待機児童ゼロなのに「保育園落ちた」
2016年、「保育園落ちた日本死ね」との言葉が匿名ブログに書き込まれ、多くの共感を呼んだ。
それから9年、保育所の新設などを進めた結果、9割近い自治体が待機児童ゼロ(2024年4月時点87.5%)となるなど、近年、待機児童問題は大幅に改善されたとみられる。
しかし、今年もSNS上には入所申し込みの結果を緊張しながら待つ投稿や落選を嘆くコメントが多くみられた。
待機児童は解消されつつあるのに、なぜいまだに「保育園落ちた」が保護者を悩ませているのか?その背景の一つに、隠れ待機児童の存在がある。