24日の東京株式市場で、日経平均株価は一時400円以上値上がりしています。
アメリカのトランプ大統領が中国への関税について半分以下の50%から65%程度に引き下げることを検討していると報道され、米中の貿易摩擦が軽減されるのではとの見方が市場で広がりました。
これを受けて、ニューヨーク市場で、ダウ平均株価は一時1100ドル以上、上昇しました。
さらに、ベッセント財務長官が日本との関税交渉について「通貨目標は念頭にない」と発言したことを受け、外国為替市場で円相場が143円台まで円安が進みました。
こうした流れを受けて、東京株式市場では輸出関連株などを中心に幅広い銘柄に買い注文が広がっています。

トランプ氏の関税に黄信号、赤字削減計画に暗雲-最高裁の審判次第