対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を手掛ける米オープンAIは、二つの新たなAIモデルを公開した。人間の推論プロセスを模倣し、複雑なコーディング質問や視覚タスクに対応する。AIを巡り米中双方で高まる競争への最新の取り組みとなる。

新モデル「o3」について同社は16日、ユーザーのプロンプト(指示)に対する応答前の計算時間を長くし、科学や数学、コーディングに関連する一層複雑な問題の解決を目指していると説明した。

これとは別に「o4-mini」も公表。同様の分野で優れた性能を発揮するが、よりコンパクトで機敏に動作することを目的としている。

二つのモデルは現在、オープンAIの有料ユーザー向けに提供されている。

両モデルは、ウェブ閲覧や画像の生成・解析を含めChatGPTの全ツールを使用し応答できる同社初の推論モデルだという。

視覚情報を推論プロセスに統合したのも同社初となり、ぼやけた画像の処理や画像を回転・ズームしながらタスクを実行することも可能としている。

オープンAIは2022年終盤にChatGPTを発表して以降、高度なシステムを相次ぎ公開してきた。同時に中国のAIスタートアップ企業DeepSeek (ディープシーク)など競合からの圧力も強まっている。

原題:OpenAI Releases New Reasoning Models for Coding and Visual Tasks(抜粋)

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