ブルームバーグの記者やエコノミストとともに複雑な世界を読み解く「ワールド・デコーダー」。
今回は、「プラザ合意2.0とドル安誘導の行方」について。
日米交渉でベッセント氏が日本に円高を促し、トランプ大統領が求めるドル安誘導を進めるのではないかとの臆測が浮上しています。1985年のプラザ合意になぞらえて、この動きを「マールアラーゴ合意」と呼ぶ向きもあります。
プラザ合意後のような急激な円高は起こるのか?当時の世界経済、政策環境の違いや日銀の金融政策へ与える影響など、ブルームバーグエコノミクスのシニアエコノミスト木村太郎さんと深掘りしていきます。
◆出演◆
木村太郎(Bloomberg Economics シニアエコノミスト)
竹下隆一郎(TBS CROSS DIG with Bloomberg チーフコンテンツオフィサー)
▼木村太郎
Bloomberg Economics シニアエコノミスト
全世界に約50名のエコノミスト・アナリストが在籍するBloomberg Economicsにて2023年より日本経済の分析を統括。Bloomberg入社以前は日本銀行に11年間勤務し、金融政策決定会合・展望レポートに向けた日本および世界経済の分析や、為替市場のモニタリングを担当。慶應義塾大学経済学部卒、ハーバード大学ケネディ行政大学院において修士号を取得。
▼竹下隆一郎
朝日新聞を退社後、2016年から2021年6月までハフポスト日本版編集長。2021年8月にビジネス映像メディアPIVOTの創業メンバーに。2024年11月よりTBSテレビ特任執行役員、「TBS CROSS DIG with Bloomberg」のチーフコンテンツオフィサーを務める。