(ブルームバーグ):ドイツは米国の保護主義と貿易関税から特に大きな打撃を受けると、ナーゲル独連邦銀行(中央銀行)総裁が警告した。欧州一の経済大国が一段と厳しい状況に直面し得るとみている。
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル氏は17日、フランクフルトで講演し、ドイツ経済は「輸出に集中しているため、外需の落ち込みに対し特に脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘。「不確実性の高まりは、さらなる障害になる」と語った。
同氏は2027年の独経済生産について、米政府の政策転換を受け基本シナリオを1.5%近く下回る可能性があるとの独連銀の推計値にも触れた。
ドイツ経済は24年に2年連続でマイナス成長を記録。今年も再びマイナスになる可能性がある。製造業セクターの低迷が重しとなっている。
独連銀は今年の経済成長率について0.2%と予測するとともに、トランプ米大統領が中国などへの貿易関税を完全に課した場合、国内総生産(GDP)が再び減少する可能性があると警鐘を鳴らしている。
原題:New US Tariffs Would Hit Germany Particularly Hard, Nagel Says(抜粋)
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