東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドは4日、2028年度の就航を目指すディズニークルーズについて、日本郵船と業務提携に向け基本合意したと発表した。

発表資料によると、日本郵船と傘下の郵船クルーズ(横浜市)がディズニークルーズの船舶管理と運航管理を担う方向で検討を進める。詳細は検討段階としつつも、日本郵船グループは船員を派遣する予定だと日本郵船の広報担当者がブルームバーグの電話取材に答えた。

オリエンタルランドのクルーズ事業発表記者会見(2024年7月・浦安市)

オリエンタルランドは、24年7月にクルーズ事業を始めると発表。高野由美子最高経営責任者(CEO)らは会見で、首都圏の港を発着する周遊クルーズを予定しており、2-4泊程度の短期航路が中心になると説明した。今回の業務提携にかかる費用は、当時発表した同事業への投資額3300億円に含まれると同社の広報担当者は述べた。

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