4日の東京株式相場は大幅反発。トランプ米大統領がメキシコとカナダに対する追加関税賦課を1カ月先送りすることで合意したことで過度の関税警戒が和らいだ。電機や自動車などの輸出関連企業を中心に上昇している。

トランプ大統領の追加関税賦課の懸念から前日に下落した日立製作所、トヨタ自動車、東京エレクトロン、ソニーグループがTOPIX上昇に貢献した上位に入っている。

T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダーは、昨日は関税のニュースにやや過剰反応したが延期されたことで反発していると述べた。投資家はトランプ氏が何か発言したり、ソーシャルメディアに投稿したりするたびに、市場が変動することを覚悟しておく必要があるとしている。

TOPIX構成銘柄1696銘柄のうち値上がりは1349銘柄、値下がりは310銘柄、変わらずは37銘柄だった。東証33業種は29が上昇、非鉄金属が上昇率トップ、空運が下落率首位。

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