3日の東京株式相場は続伸。米国の対中半導体規制が先の提案ほど多くの主要中国企業を制裁対象にしなかったことから、半導体関連株が買われている。

米バイデン政権は人工知能(AI)向け高帯域幅メモリー(HBM)および半導体製造装置の中国向け販売に新たな制限を加えると発表した。日本やオランダなどの主要同盟国には適用除外が認められた。

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは、日本の主要半導体メーカーが米国の規制の対象外となったというニュースは間違いなく市場にとってポジティブな材料だと述べた。

半導体関連のディスコ、レーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロンといった銘柄が軒並み高い。TOPIX値上がりに寄与したのも東エレクだった。

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  • 東証33業種のうち31業種が上昇、海運業が値上がり率トップ、電気・ガス業が値下がり率首位
  • TOPIXの構成銘柄は、今後12カ月間の予想利益の14.6倍で取引されている

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