(ブルームバーグ):米銀JPモルガン・チェースは、欧州中央銀行(ECB)が0.5ポイント利下げを行うのは12月と想定し、従来予想の来年1月から前倒しした。域内の経済活動の減速が背景にある。
JPモルガンの見通しを手掛かりに、短期金融市場で見込まれる来月の0.5ポイント利下げの確率は10%から20%に上昇した。
同行のエコノミスト、グレッグ・フゼシ氏は顧客向けのリポートで、購買担当者指数(PMI)の急低下やサービスインフレのモメンタム鈍化、貿易を巡る根強い不確実性などを挙げ、0.5ポイント利下げのシナリオには「強い根拠があると思われる」と述べた。
原題:JPMorgan Sees Half-Point ECB Cut in December as Economy Weakens(抜粋)
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