(ブルームバーグ):インド最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキ・インディアが29日発表した7-9月の純利益は市場予想を下回った。乗用車需要が依然として低迷していることを示している。同社の株価は下落した。
スズキのインド子会社マルチ・スズキの7-9月純利益は前年同期比17%減の307億ルピー(約560億円)となった。同社が証券取引所に届け出た。ブルームバーグがまとめたアナリストの予測平均は371億ルピーの利益だった。
発表を受け、マルチ・スズキの株価は一時6%を超える下げとなった。
7-9月の売上高は証券会社の予想通り0.4%増の3720億ルピー。総費用は1.4%増の3358億ルピー、原材料費は8.8%増えた。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の吉田達生シニアアナリストは8日のリポートで、マルチ・スズキの7-9月販売台数は前年同期比2%減の54万1550台だったと指摘していた。
原題:Top India Carmaker Slips After Profit Miss on Sluggish Demand(抜粋)
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