広いコートでゲーム形式の練習ができる喜び

自宅が被災した 森康陽選手:「じいちゃんの車のタイヤが乗っていたのがドーンと落ちてへこんだりとか、すごい被害受けた人たちから比べれば自分の住んでいた家はまだ無事だったかなと思うんですけど…」

被災した氷見市民の力になれればと、選手たちは各自でボランティアにも参加しています。

自宅が被災した 森永浩壽選手:「選手としても何か出来ることっていうので今回ボランティアには参加させてもらいました」「実際に悲惨なところも目の当たりにしましたし、困っている氷見市の方のお宅に行って何か手伝えることがというのを実際にやってきました」「持つのも一人じゃ無理ぐらい重くて普段ウェイトトレーニングしている僕らでも、一片だけでも50~60キロはあるんじゃないかなっていう重さで…」

いつも支えてくれている地元・氷見に恩返しを。

今月21日。「うわー久々やわ。なんかドキドキするわ。ここ俺らのホーム」

ふれあいスポーツセンターでの練習が再開しました。選手たちにも自然と笑みがこぼれます。

自宅が被災した 森康陽選手:「やっぱり落ち着くというか2年間(チームが)始動してから使わせてもらっているところなので、僕自身は生まれてからずっとここでハンドボールに携わって来たので、やっぱりこの場所で練習できるのはありがたいこと。今回こういう地震があったので、そういうのも含めて、やっぱり…ありがたいなと。普通の生活がありがたいなと感じますね」

広いコートが使える喜びを噛みしめ、元日からずっとできていなかったゲーム形式の練習を行いました。