厚生労働省は、1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が1医療機関あたり「14.90人」となり「注意報」の基準である10人を超えたと発表しました。

厚労省によりますと、今月2日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり「14.90人」でした。

前の週から2倍以上となり、11週連続で増加しています。

最も多いのは宮城県の「28.58人」で、次いで神奈川県の「28.47人」、埼玉県の「27.91人」となっているほか、25の都道府県で、注意報の基準となる「10人」を超えています。

また、インフルエンザの影響により、全国の2307の学校などで休校や学級閉鎖となっていて、こちらも前の週と比べて2倍以上増えています。

厚労省は、マスクの着用や手洗いなど、感染対策を呼びかけています。