時間に正確でありたい日本人特有?

なぜ若い世代でこのような認識のギャップが生まれているのか…

日本語の文法などを研究する立命館大学の有田節子教授に聞きました。

立命館大学 有田節子教授:「もともと1時間弱とか1時間強という言葉って、時間に正確であろうとする日本人の強迫観念じゃないけど、時間に正確でありたいという気持ちにすごくぴったり合うなと思うんですよね」「いわゆる若い世代っていうのと、そうじゃない世代で圧倒的に携帯電話とかスマートフォンというのを1人1台持って常にそういうものを持っているっていうことが当たり前の世代の人っていうのは、待ち合わせで待たせるとか、時間に正確でないといけないという意識っていうのが多分だいぶ薄れているのではないかなというのがあると考えました」

実際に1時間弱を間違った認識で使っていた若者の考えです。

若者:「普段やっぱり色んな時間を使っていて、(待ち合わせとかで)遅れるとなると10分くらいを想定しているから、だから弱はギリギリみたいな。ちょっとしか遅れないよみたいな感じです。それをちょいよりも、1時間弱遅れるよみたいなほうが、じゃあ待てるわみたいな」