プロ野球の読売ジャイアンツやメジャーリーグ・ボストンレッドソックスなどで活躍した上原浩治さん。難病を克服した子どもとの交流で学んだことをテーマに講演し「今しかできないことをやって欲しい」と高校生にエールを贈りました。

富山市の富山第一高校を20日訪れたのは、メジャーリーガーの上原浩治さんです。

この講演会は富山セントラルライオンズクラブ創立60周年を記念して開かれたものです。講師には骨髄移植が必要な代謝系の難病を克服した息子を持つ、骨髄バンクサポート新潟の斉木桂子さんと、難病を克服するきっかけを作った上原浩治さんが登壇。

上原さんはテレビ番組がきっかけで難病と戦う斉木さんの息子・翔太君と出会い、「元気になったらキャッチボールをしよう」と約束。実現した時の思い出をを語りました。

上原浩治さん:「キャッチボールをしようと、東京ドームでもそうですけど、僕がアメリカ行った時も、アメリカまでキャッチボールしに来てくれたこともありましたし、始球式やった時も僕が目の前で投げているのを見てましたからすごいうれしかった」

上原さん自身も翔太君との出会いから勇気をもらえたといいます。