政府は、日銀の副総裁に前の金融庁長官で富山県出身の氷見野良三(ひみの・りょうぞう)氏を起用する意向を固めました。
氷見野氏は1960年4月生まれの62歳。富山高校を卒業後、東京大学法学部を経て1983年に現在の財務省にあたる大蔵省に入省。
金融機関を対象とした国際的なルールを協議するために創設された機関、バーゼル銀行監督委員会の事務局長などを経て2020年7月からの1年間金融庁の長官を務めました。
また政府は、日銀の黒田総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する人事を固めました。