この春卒業する3年生はどう考えるのか…

男子生徒:「みんなが笑顔で終われるような卒業式になってほしいです。(記者:マスクについては?)僕は自己判断でよいと思います。インフルエンザも最近流行っているから、まだ感染のリスクもあるから、怖い人もおると思うからです」


女子生徒:「せっかくの中学校生活最後の卒業式なので、みんなの顔を見ながら卒業できたら楽しいなと思います。あんまりそういうイベントでみんなで揃って歌うっていうことがなかったので、外して歌えたらいいなと思います」


男子生徒:「コロナでいろいろできないことがあったから、最後ぐらいは楽しい卒業式になったらいいかなって。3年間で1回もマスクの下とか見てない人もいっぱいおるから。外したいですけど、そのときのコロナの流行り具合じゃないかな」


岸田総理は10日、こう表明しました。
岸田総理:「児童生徒と教職員はマスクを着用しないことを基本としたい」

また、政府は3月13日からマスクの着用は「個人の判断に委ねる」とする方針を決定しました。
富山市教育委員会は、マスク着用を求めない方針を固めていますが、国の方針を確認したうえで、各学校に市の指針を通知したいとしています。

市の指針には、座席同士の間隔や合唱の時の対策などが盛り込まれる予定で、生徒数や会場の広さを考慮し各学校が最終判断します。

速星中学校 林哲哉校長:「保護者の方にお子さんの晴れの姿を見せてあげたいと思っていますので、在校生については各教室にモニターがありますので、式に参加するという形をとりたいなと思っていますが、このあとの富山市の方針に基づいて検討していかなければいけないかなと思っております」
富山市の卒業式は、小学校が3月17日、中学校が15日に執り行われます。











