岸田総理は10日、卒業式でのマスクについて「マスクは着用しないことを基本としたい」と表明しました。3年間の学校生活をコロナ禍で過ごした中学生は、どんな卒業式を迎えたいのか、生徒と学校現場の思いを聞きました。

富山県の富山市立速星中学校。全校生徒994人の市内2番目の規模の中学校で、この春333人が卒業します。

学校生活のほとんどが行事の休止や規模縮小を余儀なくされた学年です。

富山市立速星中学校 林哲哉校長:「今度卒業する生徒たちは、1年生の時に長い臨時休業を迎えた生徒たちです。基本的にはマスクの着用は求めない、外させたいと考えております。お互いの表情が見える卒業式をぜひ最後に迎えさせてやりたいなと」