確定申告の受け付けが今月16日から始まるのを前に、富山市在住のミュージシャン、高原兄(たかはら・けい)さんがスマートフォンで申告ができるeーTaxの利用を呼びかけました。

これは、自宅でできるeーTaxの利便性をPRするとともに感染症対策にもつなげようと富山税務署が毎年行っているものです。10日は富山市在住のミュージシャン、高原兄さんが税務署員からアドバイスを受けながらスマホで申告書を作成しました。

eーTaxは年々便利になっていて、今年からは政府が運営するウェブサイト「マイナポータル」を利用すれば医療費控除や国民年金保険料などの入力も自動化されています。

高原兄さん:「僕は今年で64歳になるんですけど、これからどんどんスマホとかの世界になっていくと思うので、ぜひ皆さんもあきらめずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。俺ができたらだいたいの人が出来るんじゃないなかと」
去年、確定申告にeーTaxを利用した人は全国で442万人と前の年の1・4倍に増え、確定申告会場を利用した人の数を初めて上回りました。所得税などの確定申告は2月16日から3月15日までです。
