今年、日本で相次いだ、偽の作品が美術館に展示されていたという“贋作騒動”。長年、“名画”として展示されてきた作品がある日…突然、ニセモノとなった。この騒動を引き起こしたのは、ドイツ人画家のヴォルフガング・ベルトラッキ氏。被害総額は全世界で90億円とも言われる「稀代の贋作師」だ。彼はなぜ“偽りの芸術”を生み出したのか。その真実に迫る。