日本の家庭での普及率は80%以上、生活で当たり前の存在となっている「温水洗浄便座」。しかし、ある調査では自宅以外では「不衛生だと思う」「なんとなく気持ち悪い」などの理由から使用を控える人が多くいることが分かりました。実際に細菌の感染リスクなどはあるのか、トイレの専門家に聞きました。

家庭に限らず、商業施設やホテル、駅舎、旅客機まで…今や日本人の生活に密着した衛生機器となっている「温水洗浄便座」。
内閣府の消費動向調査によると、2016年以降、一般世帯での普及率は80%を超えています。
温水洗浄便座には「おしり洗浄」や「ビデ洗浄」といった、局部の周辺に付着した汚れを洗い流す機能が備わっています。
実際に自宅のトイレで使用している人はどのくらいるのでしょうか。

日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネットの調査では、「よく使用している」という人は66.1%で、「ときどき使用している」という人は14.4%という結果に。
男女別に見てみると、回答に差があることが分かりました。