記録的大雨の影響により広い範囲で田んぼが浸水する被害を受けた富山県氷見市余川地区。3日には県内に大雨の予報が出ていて、被害の少ない田んぼでは急ピッチで稲刈りが行われています。

上瀬航志記者
「氷見市の余川地区です。私の後ろ大量の水が流れていますが、実はもともと川ではなく田んぼだったということです」
田んぼに大量の水が流れ込み、滝のようになっていました。

さらに至るところで田んぼがえぐれている様子も確認できました。水が流れてくる方向に向かってみると――
上瀬航志記者
「氾濫した余川川です。土砂崩れが起き、水が完全にせき止められています。行き場を失った水が田んぼに流れています」
記録的な大雨から7日目を迎えた2日も、濁った水が川から田んぼに流れこんでいました。
こちらでは収穫期を迎えたコシヒカリ、1.5ヘクタールほどが水に浸かりました。収穫を予定していたコシヒカリの5割にあたります。
余川地区の農家(孫) 円戸皓久さん
「体験したことがない…見たときは信じられなかった。雨がないのにまだ水が引いていないのに、またこれから雨が降ってもっと水が引かなくなってどうなるのかなって不安ではあります」
余川地区の農家 円戸敏男さん
「国があそこの水を流さない限りは個人じゃやりきれん。もうやれる範囲、できる2枚をやってみて、機械が動かなければ諦めます」
3日からの雨予報を前に、この日は午前8時から被害の少なかった田んぼの稲だけでも刈り取ろうと作業が急ピッチで行われました。
しかし――

余川地区の農家 円戸皓久さん
「ぬかるんで足とられてはまっちゃった。はまりました」
上瀬記者
「明日、雨降ったらもっと大変になる?」
余川地区の農家 円戸皓久さん
「あした雨降ると田んぼがやわらかくなって機械が入れるか…状況が悪くなるかなと思っています」
県によりますと、8月27日の大雨の影響で氷見市では、水田全体の約4分の1にあたる431.2ヘクタールで冠水の被害が確認されています。










