皇族数の確保策について話し合う与野党各党の全体会議が開かれ、森衆院議長は今後、「立法府の総意」をまとめ、いまの国会中に皇室典範の改正を目指す考えを示しました。
皇族数の確保策をめぐる全体会議では、政府の有識者会議がまとめた▼女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ案と、▼旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎えるという2つの案について議論が行われています。
きょうの会議では党の意見集約が難航していた中道改革連合が、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案を「優先的な方策」とし、旧宮家の男系男子を養子に迎える案について「制度化することも考えられる」とする見解を示しました。
中道改革連合 笠浩史 衆院議員
「今回の取りまとめは一つの区切りではありますが、決して議論の終わりではありません。むしろスタートです」
一方、自民党は旧宮家の男系男子を養子に迎える案を優先しつつ、女性皇族の夫と子に皇族の身分を与えることには反対の考えを改めて示しました。
森英介 衆院議長
「なるべく同じ方向を向いた党・会派には多少の違いがあっても、ご納得いただけるような案を作りたい」
会議のあと、森議長は各党の見解が出揃ったことを受け、今後、衆参両院の正副議長で「立法府の総意」をまとめる作業に入る考えを示しました。
来週以降、とりまとめのメドが立った段階で改めて各党から意見を聞きとる全体会議を開催するとしています。そのうえで「いまの国会中に皇室典範の改正案を成立までこぎつけたい」という意欲を改めて示しました。
注目の記事
100年以上続く奇祭が休止へ「野菜仕掛け物祭」直面した物価高と高齢化の壁 宮城・石巻市

ペットもかかる“熱中症” 散歩や室内での過ごし方など これまでの当たり前は通用しない? 飼い主が知るべき「新常識」

80年以上口を閉ざしてきた記憶 満州での過酷な逃避行と母の決断 91歳男性の証言【終戦81年】

「私はすぐさま殺しに行きました。飛びかかりに行きました」裁判所で娘を殺害した少年に対面した父 遺族を襲うマスコミの過熱報道と司法の壁「減刑された理由はなんですか、裁判長」【女子中学生殺害遺棄事件/第3話】

11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは









