残る能登半島地震の爪痕

しかし、建物には能登半島地震の爪痕も残ります。
ひび割れた壁やずれた床など安全面を考慮し改修しなくてはいけません。
さらに、大人数での合宿になると、家庭用の洗面台やお風呂も足りず、資金も限られる中、庄司選手が見出した答えは地域を巻き込んだチームプレーでした。
庄司清志選手
「お風呂が一個しかなかったから、新しいのを作るんじゃなくてどうしようか思った結果、合宿が終わったあとに地元の大きい温泉に入るのも、この合宿の魅力」
地震の爪痕も残るこの建物を再生させるため、庄司選手は一つの決断をしました。

庄司選手は子どもたちの青春の場所を「地域の皆さんと作り上げたい」という思いもあり、合宿所を改修するための費用を募るクラウドファンディングを5月末まで行っています。
庄司清志選手
「自分一人で作るんじゃなくて、応援してくれる皆さんと一緒にこの場所を作り上げたい。周知も含めて、僕がこういうことをするんだっていうのを知ってもらいたい」
様々な困難を乗り越えてコートを駆け抜けた30歳。
庄司清志選手
「子どもたちに田舎の良さや、雑魚寝して友達と共同生活をするというここでしか味わえない経験をさせてあげたい」
彼が次に狙うのは“ゴール”ではなく、氷見の街に咲く子どもたちの笑顔です。

庄司清志選手
「ここに泊まった子どもたちが、将来僕みたいな感じで氷見に帰ってくる、みたなことがそういったことが起きればとってもハッピーですね」
庄司選手が現役でプレーするのは残り2試合です。
5月24日の最終戦はホームの氷見市ふれあいスポーツセンターで、アースフレンズBM東京・神奈川と対戦し、試合後にはセレモニーも行われるということです。










