今月12日投開票の市長選で敗れ、再選を果たせなかった黒部市の武隈義一市長。任期満了を迎えた22日、職員に退任のあいさつを述べました。

武隈義一市長
「この4年間私にお付き合いいただきまして、色々とご負担かけたと思いますが、大変ありがとうございました」

武隈氏をめぐっては先月5日、一部報道で市役所の管理職のおよそ4割が市長からのパワハラを訴えていることが明らかになりました。

武隈氏は、大声をあげたことを認めた一方、「指導の範囲内だった」としてパワハラを否定しましたが、今月12日投開票の市長選で前の副市長である上坂展弘氏に4000票あまりの差をつけられて落選。再選を果たせませんでした。

退任式には、市の課長クラス以上の職員50人が出席。職員を前に、自身の言動について次のように述べました。

武隈義一市長「皆様方に厳しく言ったこともあるとは思いますが、それは言葉を返せばですね、『こういうことをやっていただくようになれば、さらに黒部市役所は良くなるよね』ということで期待をしていた。期待しているからこそ、そういうこともあったかなということでご理解をお願いしたい」

また、4年間を振り返り、住民が自由にまちづくりのアイデアを出し合う「未来会議」の設置や、小中学生を対象とした「ふるさとキャリア教育」などソフト面での成果を強調。

「良いと思ったことについては是非つづけてほしい」と職員にエールを贈りました。

武隈義一市長「これからも黒部の発展のために新しい市長のもと、お体に気を付けてご活躍いただきますようお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。ほんとうに皆さんありがとうございました」

正面玄関では、職員や武隈氏の支援者合わせておよそ180人が市長を見送りました。

黒部市では23日に上坂氏が新市長に就任し、新体制がスタートします。