薬局やドラッグストアの増加など、薬剤師の需要が高まる中、富山県内の薬剤師の数が不足していることが県のまとめでわかりました。

県の薬事審議会によりますと、今年度、公的病院で採用された薬剤師は、35人の募集に対し12人と3分の1程度で、製薬会社では22人の募集に対しわずか3人と、1割強に留まっています。

近年、薬局数の増加により薬剤師の需要が高まっていますが、県出身の薬学部の学生の数は伸び悩んでいて、若手薬剤師が都市部に集中する傾向もあるということです。

県は富山大学の学生を対象に卒業後、県内で働くことを条件に約700万円を貸与し、9年間勤務すれば返済を全額免除する制度を活用するとともに、県はインターンシップなどで薬剤師の確保につなげたい方針です。