29日朝、富山魚津市の漁港で1頭のイルカが海に浮かんでいるのが見つかりました。専門家は、カマイルカの死がいではないかとみています。

魚津市の経田漁港で見つかったのは――

矢野絹人記者
「岸壁の近くにイルカが打ちあがっています」

全長2メートル前後の小さなイルカ。

現場では1時間以上、このイルカを撮影しましたが、横向きに浮かんだまま、動くことはありませんでした。

なぜイルカが魚津市にある漁港に漂着したのでしょうか――

イルカショーが名物の、石川県七尾市にある「のとじま水族館」の飼育員に聞いてみると――

のとじま水族館 松岡哲也さん
「見た感じで、カマイルカで間違いないと思っています。冬から春先にかけて、能登半島沖でよく見られるイルカですし、富山湾にも普通に見られるイルカだと思います」

松岡さんによりますと、カマイルカは全長2メートルほど。

経田漁港に漂着したのは性別は分からないものの、カマイルカの成獣で、すでに死んでいるのではないかということです。

多いときは100頭ほどの群れで富山湾の沖合などを回遊しているそうですが――

のとじま水族館 松岡哲也さん
「何らかの原因で、はぐれちゃったということも考えられなくはない。この写真を見る限り痩せている感じもないですし、大きな外傷も見られないので、ちょっと何とも言えない」

経田漁港の関係者は「岸壁へのイルカの漂着は、あまり覚えがない。魚津水族館にも報告したので今後研究の役に立ててほしい」と話していました。