富山湾に流れ込む神通川沖合で、釣りに出かけたプレジャーボートが、漁場表示ブイのロープにプロペラを絡ませ航行できなくなりました。
12月6日午前5時半ごろ、富山市岩瀬地区の神通川沖合およそ400メートルで、釣りに出かけていたプレジャーボートの船長から、「太いロープがプロペラに絡んで動けない」と118番通報がありました。
通報を受けた伏木海上保安部は、潜水士2人が乗った警備救難艇を現場に向かわせ、午前11時45分ごろ、ロープを切断して救助しました。
ロープは海上に設置されていた漁場表示ブイを固定するためのもので、その直径は3センチ。プレジャーボートはその上を航行し動けなくなったとみられています。
富山市・自営業の男性船長(66)と、その友人にけがはなく、救助後、プレジャーボートに乗って帰港したということです。
プレジャーボートは長さ7.54メートルで、事故当時、天候は晴れ、南の風3メートルで波は立っていなかったということです







