富山県の射水市消防本部で30代の男性主任が準公金などおよそ82万円を着服・流用していたことがわかりました。この主任はきょう付けで懲戒免職処分となりました。

射水市消防本部「この度は申し訳ございませんでした」

消防本部によりますと、男性主任は、「ウェットスーツ2着を購入する」などと偽って、2つの口座から16回にわたってあわせて82万円あまりを着服していたということです。

11月28日、金融機関から主任宛てに複数回、私的な電話がかかってきたことを不審に思った上司が聞き取り調査をしたところ、男性主任が着服を認めました。

男性主任は、2023年4月から一人で出納業務を管理していて、着服した金は借金の返済や遊興費に充てたということです。

男性主任は「大変なことをしてしまった。深く反省している」と話しているということです。

射水市消防本部は全額返済されたため刑事告訴はしないとしています。