11月29日の最終節、カターレ富山が今季最多4得点でブラウブリッツ秋田に勝利し、劇的な大逆転で明治安田J2への残留を果たしました。9,191人のサポーターと共に勝ち取った「不屈」の残留劇を見せ、試合後のセレモニーでの歓喜のコメントが、会場を沸かせました。

ホーム・県総合運動公園陸上競技場には今季最多9191人のサポーターが集結し、全力応援で残留を後押ししました。

負けたら降格。残留へは3点差以上の勝利がほしい崖っぷちのカターレ。

0-0で迎えた後半、古川真人(後半8分)、 布施谷翔(後半15分)、椎名伸志(後半44分)、亀田歩夢(後半48分)のゴールで今季最多4得点。

試合は4-1でカターレ富山がブラウブリッツ秋田に勝利。

残留を争う熊本が引き分けたため、カターレが得失点を1上回り、土壇場で、大逆転でJ2残留を果たしました。

安達亮監督
「ゴール裏のサポーターの皆さん、そしてきょうスタジアムに集まってくれた皆さん、大変お待たせしました、残留です!私は正直言います、苦しかったです。このクラブにはかなり、かなり大きな伸びしろと可能性を感じています。ぜひ、来年以降も皆さんの支援とお力添えでこのクラブを育てていってください。私も全力で頑張ります。よろしくお願いします」

キャプテン 吉平翼選手
「シーズン通してすごく苦しいシーズンになりましたが、最後こうやってみんなで笑うことができて本当によかったです。ゴール裏でいろんなこと言ったり、たくさんの批判だったり、自分たちにも聞こえてましたし、自分たちはピッチでやるしかないと思って毎日頑張ってきました。最後こうやって報われて、本当によかったと思ってます。1年間ありがとうございました」