庄川上流域の岐阜県高山市の山間部で計画されている産業廃棄物の処分場をめぐり水源を守ろうと市民団体が発足しました。

「庄川水源に産廃NO!」

23日、砺波市で「庄川水源の産廃施設に反対する市民の会」の結成大会が開かれました。

産業廃棄物の処分場は岐阜県との県境から20キロ南に位置する高山市荘川町六厩の山間部に計画されているもので、富山市の廃棄物処理業者が、7年前に岐阜県に事業計画書を提出。

自治体や農協などからは農作物や水産物などに影響を与えるといった反対の意見が挙がっていました。

23日、砺波市のとなみ散居村ミュージアムには、農家や地域住民など県内外からおよそ80人が集まり「市民の会」が発足。
会では署名活動や研修会などを行い岐阜県知事へ撤回を求めていくということです。


砺波市在住70代女性
「こんなのやっぱり水源にはダメですね。掘って積み上げてそれが崩れるなどが心配でしたね」

高岡市在住70代男性
「廃棄物をどっかにせんなんていうのは分かるけど少なくとも水源地に作る必要は、まずないと思う」








