若い世代が “自分を大事にする” 生活習慣へ
トークショーの最後には、若い世代への啓発活動についても議論されました。片岡医師は「体験者の方は娘さんや息子さんをこうした活動に連れてきてほしい。お母さんがこんな病気だったけど治療を頑張って乗り越えているという姿を見せることで、若い世代が自分を大事にする健康習慣を身につけられる」と提案しました。
野田議員も「女性は生理から妊活、更年期まで人生の中で様々な健康課題に直面する。早いうちから婦人科への受診を歯医者に行くのと同じくらい当たり前にしたい」と長期的な意識改革の必要性を訴えました。
富山での2日間にわたる市民向けのイベントは、医療技術の進歩だけでなく、患者と医療者、そして政策決定者が一体となって女性の健康課題に取り組むことの重要性を浮き彫りにしました。

参加者からは「この機会で感じた思いをそれぞれの地域で周りの人に伝えてほしい」との呼びかけがあり、全国に向けた啓発活動の輪が広がることへの期待が示されました。













