気象庁によりますと、非常に強い台風18号は21日フィリピンの東を西北西に進んでおり、今後さらに発達して猛烈な台風になる見込みです。
▼台風18号は21日正午現在、フィリピンの東、北緯18度10分、東経126度35分を時速15kmで西北西に進んでいます。中心気圧は940hPa、中心付近の最大風速は45m/s、最大瞬間風速は65m/sに達しています。台風の中心から半径150km以内では風速25m/s以上の暴風となっています。また、中心の東側500km以内と西側390km以内では風速15m/s以上の強い風が吹いています。
▼22日正午には、台風はバシー海峡の北緯19度35分、東経122度25分を中心とする半径80kmの円内に達する見込みです。この時点で猛烈な台風に発達し、中心気圧は915hPa、中心付近の最大風速は55m/s、最大瞬間風速は75m/sまで強まると予想されています。
▼予報円の中心から半径280km以内では、風速25m/s以上の暴風域に入るおそれがあります。台風の中心が予報円に入る確率は70%となっています。
台風の進路は今後の時間経過によって変わります。気象庁は今後の台風情報に注意するよう呼びかけています。
