気象庁は午前3時すぎ、北海道の釧路地方と十勝地方に「線状降水帯」が発生したと発表しました。北海道での発表は初めてです。

気象庁は、午前3時10分に北海道の釧路地方と十勝地方に「線状降水帯」が発生したと発表しました。

東部の白糠町では、午前10時すぎまでの24時間で観測史上最大となる173.5ミリの雨を記録。居間まで水が入り込んだ住宅もありました。

避難した人
「ここから突き当たりの道路のところが一番低い。どんどん水位が上がってきているが、ここまで来たことはない」

新ひだか町では住宅の窓ガラスが割れて、2歳の男の子が足に軽いけがをしました。

雨のピークは過ぎましたが、土砂災害や河川の氾濫などに引き続き警戒が必要です。